【有声美文】万叶恋歌-樱之章19-神谷浩史
万叶恋歌-樱之章19
朗读/神谷浩史
「もう桜も終わりかなぁ。一週間前は、ちょうど咲き初めで、綺麗だったんだけど…」
“樱花的季节就要结束了啊。一周之前，正是樱花刚刚开放的时候，那时候真的很漂亮啊！”
「あぁ？俺の仕事が忙しくて、なかなか予定が合わなかったから仕方ないって？でも、お前だって同じだろう。
“啊？因为我的工作太忙总是无法赶上计划所以没办法？但是你也一样吧。
まったく、ほら、まだすぐにそうやって拗ねる。でも、俺は満開の時よりも散る時のほうが好きだなあ。」
真是的，你看，又这么快就闹别扭了。但是，和满开的时候相比，我更喜欢樱花飘落的时候。”
「なんでかって？それは、桜って、散るからこそ美しいと思うから。
“为什么啊？那个，樱花，正是因为会凋谢才更美丽。
永遠なんてないけど、俺が生まれる前よりもずっと昔から同じ場所で、毎年同じように綺麗な花を咲かせていると思うと、ロマンチックじゃないか。
我认为，虽然没有永远，但是一想到在我们出生的很久很久以前，在同一个地方，每年都会开放着同样美丽的樱花，难道你不觉得很浪漫吗？
だから、今日お前と一緒に同じ桜を見れてよかった。実はお前に渡したいものがあるんだ。受け取ってくれるか？」
所以，今天能和你一起看一样的樱花真是太好了。其实，我有东西要送给你，你能收下吗？”
「はい、桜の花びら。さっきお前と会う前にたくさん拾っといたんだ。綺麗だろ。
“给，樱花的花瓣。刚才在和你见面之前捡了好多，很漂亮吧。
あぁ、風が吹いてきたなあ。風で花びらが飛んでいく…指輪、見えるか？お前を驚かそうと思って、桜の花びらの下に隠しておいたんだ。
啊，风起了，花瓣在风中飞走了。戒指，看到了吗？我想要给你一个惊喜，所以把它藏在了樱花的花瓣下面。
渡すのが遅くなってごめんな。その代わり、よく見て。指輪に桜の柄が入ってるんだ。
这么晚才给你，对不起。为了表示我的歉意，请仔细看，戒指上有樱花的花纹。
お前の好きな花だろう。今お前の目に映る桜の花びら一枚一枚に、お前への愛を込めても足りないぐらいだ。
这是你喜欢的花吧。即使是在你今天所看到的每一片花瓣中都注入我对你的爱也感觉不够。
これから一生を掛けて、お前に全部伝えたい。一分一秒、お前が瞬きをする瞬間もないぐらいに。もう、俺が言いたいこと、分かるよな。ほら、左手出して。」
今后，我会用尽我的一生，把爱全部都传达给你。每一分每一秒，在你眨眼的瞬间也不会停止。现在，我要说的话，你都明白了吧。来，给我左手。”
---この花の 一よの内に 百種の 言ぞ隠れる おほろかにすな---
『赠此花一枝；中有万语千言，切莫等闲观。』
世界中の愛を込めて、今、あなたに桜を贈る。
——包含了全世界的爱，就在现在我送你的樱花。
「昔の人は桜を贈ったけれど、俺は将来の幸せを誓って、この指輪をお前に贈るよ。
过去的人会送给恋人樱花，我以将来的幸福起誓，送给你这只戒指。
絶対に幸せにする。だから、俺と結婚してください。」
绝对会让你幸福的；所以，请嫁给我吧。
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